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ノートの美術館をつくろう

ホームページや広告で使うコピー、当初は、「ノートの美術館へようこそ」にしようと思っていました。
しかし、
「なんかしっくりこないな」
と思いつつ、他の仕事でバタバタしている間に、コピーの件は放置のまま、数カ月が経過しました。

「ようこそ」から「つくろう」へ

その後、ある件をきっかけに新しいコピーを思いつき、それを使うことにしました。
広告デザイナーさんとの相談の中で、
「広告に使う製品写真は、ハードカバーのものだけにするか、ソフトカバーの写真も入れるかどうか」
という点を検討し、
「表紙に使われている画像が同じなのだから、両方の写真を使う必要はない。黒枠がない方が広告の素材写真としては使いやすいと思うので、ハードカバーの写真だけ使おう」
という結論になりました。
この時点では、黒枠があるソフトカバー製品独自の広告ということは考えていませんでした。

ところが、製造サイドの都合により、ソフトカバー製品とハードカバー製品の納品時期が1か月ほどずれ、その結果、発売時期も同じだけずれることになりました。
であれば、先に発売されるソフトカバー製品の独立した広告があった方がいい。
というわけで、ソフトカバー製品の写真を撮りながら、広告のデザインについてあれこれ考えました。
黒枠というバーチャル額装があることから、当初予定していたコピー、「ノートの美術館」のことを思い出し、これを使おうかと思いました。
しかし、何か違和感があるのは、数カ月前と変わらず。
しばらく考えていて、その違和感の出所が、「ようこそ」という箇所にあることに気づきました。

「ようこそ」だと、既に美術館が出来ていて、それなりの数・種類の作品が展示されていることを想起させます。
しかし、それは、現状にそぐわない。
では、どう変えればしっくりくるのか。
「あ、『つくろう』にすればいいんだ」
数か月間のひっかかりに、やっと答えが出せて、すっきりしました。

久々のCGソフト

それから、ほぼ1年くらい手つかずだったCGソフトを再びいじり始め…。
BlenderというCGソフトは、たくさんのショートカットキーがあります。
G=移動
S=サイズ変更
R=回転
等々。
連日作業していると、よく使うものは頭に入っていて、何も考えずに操作できるのですが、さすがに1年もブランクがあると、CGソフトを立ち上げるときに、結構な不安と憂鬱さに襲われます。
果たして、以前のように操作できるものだろうか…という。

どぎまぎしながら操作を始めてみて、本当によく使っていたキーについては、問題なく操作できることが分かりました。
しかし、案の定、忘れていることも多く…。
カメラのオルソとパースの切り替え方とか、パーティクルを使わない草の作り方とか。
ブロックを作って、png版の製品写真をテクスチャ扱いで貼り付けたけど、レンダリングしてもなぜか製品の表紙が反映されていない。
おかしいと思ったら、ブロックの裏面に画像を貼り付けていましたとさ…orz
等々。

昨年、アニメーション作りの過程で発掘したお役立ちyoutubeチュートリアルを復習しつつ、悪戦苦闘すること2日間。
完成したCGイメージは、この通り。
レンダリングする前の、モデリング段階のスクリーンショットです。

この状態でレンダリングして、そこに自分で撮影した青空と雲の写真、それと、猫の写真を組み合わせて、完成です。

アイデアの出所

デザインのモチーフは、以前、クロアチア旅行中に見かけた廃墟のような石の家です。
内戦があったところで、壁が崩れていて人は住んでおらず、石の壁に銃弾のあとがありました。
しかし、あたりはこのデザインの通り、緑豊かな美しい土地でした。
壊されたまま放置されている人工物と、誰も手をかけなくても自分の力で再生して美しい姿を取り戻す自然の対照が強烈に印象に残っていたので、今回の広告に使ってみました。

最後に、かわいい猫の写真を拝借させていただきましたPAKUTASO様、ありがとうございました!

想拝

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