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商標登録の際、このプロセスの最初の関門は、適切な特許事務所探しでした。
同様に、製造の方面では、適切な製造委託先探しが大きな関門でした。

決め手

オリジナルデザインのノートを製作してくれる印刷会社さんは、確かにありました(関連投稿)。
しかし、大抵の場合、その「オリジナル」の意味は、「半分規格品、半分オリジナル」というものでした。
つまり、印刷会社さんが設定した製品タイプから自分が作りたいものに近い製品を選び、オプションでいくつかのカスタマイズが可能というものです。
試作品製作の段階では、こちらのアプローチも試してみましたが、販売用製品の製造に関しては、鹿児島のラグーナ出版さんにすべてお願いすることにしました。
それは、ラグーナさんが、「半分規格品、半分オリジナル」の製品よりもローコストで、「完全オリジナル製品」の製造が可能になる提案をして下さったからでした。

something beyond

ラグーナ出版さんの存在については、「日本で一番大切にしたい会社」という本を通じて知りました。
そこで、ホームページを確認して、自社でノート製品も製作していることを知り、私の考えているノート製品の製造が可能かどうか問い合わせをしました。
対応できるとのことでしたので、とりあえずは、試作品作りに取り掛かることになりました。
そして、試作品作りの過程で、編集部の鈴木さん、営業部の黒崎さんと頻繁にやり取りをするようになりました。

お2人の仕事の進め方に共通して顕著な特徴は、相手の期待値を正確に知ろうとする姿勢と、それを踏まえて、コスト面・技術面で現実的に可能なオプションが何であるかを、柔軟な発想で考え、提案する力です。
このおかげで、予算内で、自分が欲しいと思っていた仕様のノート製品の製造が可能になり、更に、単なる「成果物と対価の取引」を超えて、仕事そのものが楽しみになるというボーナスがついてきました。
試作品の製作を依頼したころは、印刷や製本に関しては、ほぼ完全に無知でしたが、ラグーナさんとのやり取りの過程で、特に技術面について、いろいろとご指導をいただきました。
その結果、今後自分が理解を深める必要がある分野や、磨く必要があるスキルなども分かってきました。

このように、私の方には非常に得るものの大きい取引なのですが、今、直接やり取りをしていない印刷会社の方々を含め、ラグーナさんの担当の皆様にとっても同様であることを祈ります。
この点、キュレーターとしては、せめて、作業する方々が見て楽しめるような美しいデザインを発掘して、コンスタントに新作の発注ができるよう、努めたいと思います。

想拝

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