so? notebooks curator's blog & online shop

今年の4月に、日本国内での商標登録を済ませ、そのおよそ4か月後の8月に、海外7か国での商標登録申請手続きをしました。
結果が分かるまでに、半年~1年かかるとのことでしたが、案外早くぽちぽちと結果が出てきました。

優先権

日本での商標登録完了後、国際商標登録出願まで4か月空けたのは、予算の準備と対象国の選定のためでした。
1か国の出願・登録に10万円~15万円の費用がかかると聞いていたので、ノートを販売したいすべての国・地域で出願するのは難しい。
ノートを販売「したい」国と、他の事情により、商標権をおさえておく「必要性が高い」国・地域を、予算の範囲内で厳選する必要がある。
さらに、海外での出願に当たっては、所謂「優先権」を主張するため、日本での出願日から半年以内に海外出願手続きを完了する必要がある。
…というわけで、ぎりぎり4か月を検討期間としたのでした。

「優先権」とは…

最初の国で商標登録出願をした後に他国で出願する際、最初の国での出願日が他国では優先日として取り扱われます。つまり、他国で出願した場合も最初の国で出願した日を基準に審査され、最初の出願日(優先日)から他国での出願日までの間に第三者の出願があっても、優先日を基準に審査されるため、第三者の出願によって拒絶されることを防止できます。
商標登録出願の優先期間は6ヶ月と決められています。ですからある国で出願したならば、6ヶ月間は他国でも優先的に出願する権利が認められることになります。

「商標登録ファーム」より、抜粋。

マドリッド・プロトコール

また、国際商標登録に関する経費節減の観点から、これを利用しない手はないというのが、「マドリッド・プロトコール」。
以下、 特許庁「マドリッド協定議定書の概要」より、抜粋。

商標について、世界知的所有権機関(WIPO)国際事務局が管理する国際登録簿に国際登録を受けることにより、指定締約国においてその保護を確保できることを内容とする条約

メリット:
(1)一度の手続で複数国に権利取得が可能
(2)複数の商標権の管理が容易化
複数の商標権の存続期間の更新が、国際事務局に対する一回の手続で可能となるため、個別の権利についての期間管理が不要となります。
(3)コストの低廉化が可能
各国ごとに料金の支払手続が不要となります(国際出願時に納付)。

so? notebooksの商標は、今のところ、このマドリッド・プロトコールを使って、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、中国、韓国に出願。
マドリッド・プロトコール締約国外で、台湾と香港の2か国については、直接出願をしています。
このうち、最速で審査を終え、登録可の連絡が来たのが、香港。
出願から1か月後の9月でした。
また、マドリッド・プロトコールでの国際登録証明書が来たのが11月初旬。
いまだ何も音沙汰がないのは、台湾だけです。

この分だと、海外で最初に製品の販売が可能になるのは、香港の可能性大ですね。
来年は、念願の海外営業に出られそうで、今から楽しみです:)

想拝

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。